2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう

足下を舞台にして立つことは それだけで一つの際であり段差であるが それだけではそこに寄り掛かってしまうというのが 前回の舞台 今回は もうひとつの段差もしくは断崖を越えるときの 際の存在を きわめて個人的な物語の必然性−未分化な表現の転位 ではない…

パフォーマンス詳細

杉原信幸 パフォーマンス「体内記憶」 行為の足下 断崖の足どりで 肉体に流れる景色 東京芸術大学卒業制作展にて 2005年2月25日(金)16:00から

四角い白い角

四角の角の部分 白いとがった端っこに立つことは そこに行こうとすることではない そのイメージを喚起する 流れの穂先き 滑走路たる 日常 = 物語 から迷いこんでしまった 整地、聖地 混線した意識 イメージ(精神として)と行為(肉体として)の交差地点 そ…

慈しみ

哀しみを含んだ優しさ 憐れみは一番美しい感情なのではないでしょうか 表情が顔に宿るというのは その表情にながれる感情をもっとも多く感じてきたということなのだろうか 憐れみ あわれむ気持ち。同情。慈悲。 慈悲 (1)〔仏〕 仏・菩薩の衆生(しゆじよう)を…

都美術館で展覧会を行います

卒業制作の展覧会を都美術館で行います くそったれの都美術館の空間を変容させ くそったれな芸大に くそったれな自分に なにかを伝えたいと思います パフォーマンスも行われたいです 25日(金)16:00からと予定されます 詳細は近くなったら 写真は内覧会パ…

ちきゅう

なにもかもが目をまわしたように見えるのはなぜだろう 何もないぼくは 目が眩むほどの裸足 憎しみをもって前に進むしかないのだろうか レース模様のような赤色紙の切り絵 破綻がじりじりと歩み寄ってくるときの ミミズの畑には生きた土が蝕む 断崖の空気圧に…

江古田のカフェで初ライブする

友人のタミオーさんと音楽している 13日に初ライブをします 呼吸、心拍、体内、身体の音 身体の拡張による 場の身体化をイメージします でもそれは場の話です 音楽は実験的でなにが起こるかわかりません 即興ってやつです ベースとか声とかパーカッションと…

日常

空と通じているって 外に 出て外気にふれる あくびをするような要領で 煎じた糸をさがす そんなものはない あるのは 僕だけ どこまでも追いかけ続けてくるのは 僕だけ そしてどこまで逃げても 最後には自分自身に会って涙をながす (それはもちろん純粋な意味…

パフォーマンスについて

archaicさんの言葉をうけて 胎児と羊水のイメージというのは 僕にとってはまったく頭になかったんだけど ああそうなのかもしれないと思わせるイメージでした 今回は「巣」というタイトルをつけていたけど それは複数の作品を卒業制作一点にまとめる為の方便…

スイッチ

電気を消したらどうなるだろう 絶滅した鳥類が 山のてっぺんで考えていた 白い霧があたりを被う ここは氷河の上の風下だったんじゃなかったっけ 目をまるくして 食道に記憶をつめこんでいる においの切れ端がふいと鼻をつかんで ディナーのことを思い出させ…