宇宙樹のたもとで
























ヒラ 木の  カナシミの シミ 

くだらない 木屑の泡が 香り 

やわらかな おが屑の 微かに湿った 永遠の温床

昼寝のあとの 木漏れ網目の日かりを やさしくかけて

どこにも のぼらない夕暮れの 溶けた太陽の まっかな濡れ眼を見つめて

隠された夕影の草場に落とした 人々を結ぶ 新鉄の埃 結い紐

祈りこぼした 夕焼けの ナミダ が 空を赤く染めて 

茜の地平はまっぷたつに コガネを鳴らし

剃刀みたいな 夕日のこぼれがねが 頬の肌を打ち

うっすらと ぬくもりを残していった

そして夜のてびきで 闇に濡れた僕は わらった























Bump of chicken の「車輪の唄」は僕の中に残ってしまった

http://www.toysfactory.co.jp/bump/