ただたださびしいだけなんだ
止まっていると
静かに澄んだ湖面みたいなところに一人立っているような
もうただただずっとさびしいんだ
悲しかったり
痛かったりするのは
内出血した見えない傷みたいなもののせいかもしれないけど
さびしいのはたぶん最初からずっと持っていたものなんだ
流れていればそれを忘れられる
でも無くなるわけじゃない
ずっとそれはそこにある
ずーっとさびしいからぼくはつくらないと
外に出さないと
詰まっていってしまう


うん幻想をひきずったりしないで
正直にやっていけばいいんだ
うんそれでいい