苦しい雨   苺大福について





























豊かな水ってこういうことか

やさしさをだきたい

音楽に導かれて遠くにいってしまった

ふらつくあたまを

ひきだしのなかのくらやみは

親しげに隠している

わかってる

きみの足どりを見てればわかる

その先がどこにつながっているのか

ぼくはきみの後姿をみつめている

なんでこんな思いがアスレチックのなだらかな坂を駆け昇ってくるみたいに

わきあがってくるのだろう

それはそれでいい

ぼくにできるのは

かけらをあつめることだけ

それがなんのかけらかなんてわからないけれど

でもそのとびらは閉じるふうにしか開かない

もっとバタンととびらを開いて青空の色に

その透き通る空気に身体を染めてみたい

息を吸い込みつづけて

こよりのようにしか吐くことができない

その小さくなっていくトンネルしか入口はないし出口もない

身体はひらいていかない

つながりが胸のいたみをつたってか細くのびていて

その穴をのぞいてみてもほんの細部しか見えず

見つけたい場所を見ることはできない

あつめたかけらに覆われて隙間から外の景色を眺める

大声でさわげないし

堤防を越えることができない

そう堤防があるんだ

思った言葉を口にだすことができない

どうすればいいか

やはりそのちいさなトンネルを越えていくしかない

自分ではりあわせてつくっていく閉じていくトンネル

その先にある針穴のひかりを追って

ひかりの指す線に刺されて

かきむしるように求める

バケツにはそのための水しかくまれていない

一本足で立つのはつらい

それでも進む場所がわかっているなら

そこに向かうしかない

よしちょっとだけ息を吸おう

ちいさく深呼吸した

夜の階段をのぼる

フェルトの引かれた階段は足音を奪う






















いちご大福はしあわせのメタファーである
冬から春のみの期間限定品だし
でもべつにぼくがしあわせなわけではない

一年中いちご大福が売っている店をみつけた
ちなみにぼくが今日食べたのは元祖いちご豆大福です
豆はいってないいちご大福がたべたいです
でもとてもおいしかった
ちゃんと冷蔵庫でひやしてから食べた

ライブドアをはじめて見た
テレビにでてくる金や権力を握っているひとの顔は
なんであんなにも嫌なオーラをはなっているんだろうか

http://gourmet.livedoor.com/user/004/herihara/dcom/ar/623/read/1/