2005-04-14から1日間の記事一覧

緑の雫の足下の天頂の薮の陽射しの細い糸柱の黒い森の鏡のなかで

ピィーッ きみという平地に カンシャク玉を投げつける なぜなら 雨は全部きみがすきだから 春ノ薄皮ハ まだすらりと剥けない 昼の包みだから 酔っぱらって石畳の路地で 昼の月を見てうたう 手のひらの小石に きみの夕影が結ぶシーソーに ひとりブランコが鳴…