あなたの夢に触る 月夜のぽっかりと開いた光の泡 風が撫でるように梳くすすきの正面 たなびく厚いすすきの髪は 夜に磨がれて 踊るように放心している 濡れた泡面は揺らぎながら眼をいっぱいに覆い シャボンのなかの気流にはなんだか 夜気に染まった夢の どろ…
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