くわい くわあい クスノキに登る 透夢をなでる手で かんな屑にもぐる 目頭が熱くなってきたぞ わっぱりの夜に 崩れ落ちる緋塔 クチビルの切れ端に舌がひっかかって 昼が過ぎた 硝子塔は うす緑に風景を切り 空も封刻される 小鳥が一羽だけ 硝子塔のなかに 肛…
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