ダヴィンチと杉本博司

ダヴィンチのレスター手稿と杉本博司の展示見に行く
もっとダヴィンチのドローイングがたくさん見れるかと思ったけど、字が多かった
でも水のドローイングとか見れた
ダヴィンチのドローイングはもっと見たい

杉本博司の展示見たけど、すごかった
海景のインスタレーション、
スクリーンのような、あちら側から届く光を感じさせる、
あちら側と平面の関係、
像が動いているような、
その「時」の堆積の色、
写真であちら側を感じたのは初めてかもしれない、
能舞台の板のオレンジ色と天窓から落ちる自然光の青が綺麗、
美術館というインテリジェンスな空間にあちら側を持って来ること
隙の無い感じ、蝋人形のも劇場のもなんかおもしろい

「表層の内側2」東京−大邱

nobuyuki04022005-10-21





「表層の内側2」東京−大邱

東京芸術大学院美術研究科絵画専攻油画第4研究室
大邱カトリック大学大学院絵画科西洋画専攻

研究室間国際交流展

<東京展>
東京芸術大学美術学部校内 絵画棟一階展示スペース
東京芸術大学音楽学部校内学生会館
 2005年10月24日(月)〜10月28日(金)
  11:00〜19:30

Gallery J2
  2005年10月25日(火)〜10月30日(日)
 11:00〜19:00/最終日11:00〜17:00

http://www.g-j2.com/


<大邱>
KBS大邱放送局 第12展示室
 2005年11月11日(金)〜11月16日(水)
Gallery Yesulsarang
  2005年11月14日(月)〜11月18日(金)



羽生出
佐々木浩一
井上新之介
臼井民江
沢上舞子
正木聖子
内海大輔
中北紘子
野依幸治
森康志
亀井友緒
杉原信幸
塚本智也

Song Jung Duk
Kim Sun Ock
Ryoo Jae Min
Hwang Jin Hee
Hwang Jae Sen
Kim Ho Soung
Jeung Won
Lee Jee Young
Kim Se Young
Moon Hye Young
Seo Young Ji
Hwang Jung Hwa
Kim Nak Hyun
Moon Hye Rin

内似



土をたべて

土をたべて

胃に夢を汲みこんだ

予期もない音骨に

硝子の捩れた涙が土中に潜っていった

<空腹> にまかせて

私は泡を吹く

歪(ヒズ)んだ土闇の破れかけた網間

黒い鉄水の耳洪水に溺れる日高の少年は

捕らえられた手首の骨を残して

石曲(いしわだ)に消えた

山つぶての指骨に拾いだされた

歪み石の緑眼の眼に焼きついた

焼成遊子の干からび

肋に浮かんだ

石積みの丹花は

裸足で焼き尽くした島を巡る

裸の口になった




























「生の芸術 アール・ブリュット」展

坂上チユキの絵の前で、

この完全なる透明性を前にして、いったいいかなるインサイダーの美術家の行為もうんこにすぎないと言ったら、

これはすごくやわらかなうんこで、インサイダーのは堅いうんこだと、連れ合いが言った、
そのようにしてうんこを愛せるということの立ち位置も純粋だが、


インサイダー、アウトサイダーという括りは、その力を恐れる人たちが隠匿するために使っているだけで、
これこそがほんものだ、
これこそ芸術そのものだ、

坂上チユキに会いたい



ヴェルフリ
ゾネンシュターン
ゼマンコ−ヴァ


2005.9.27 〜11.27
HOUSE OF SHISEIDOの「生の芸術 アール・ブリュット」展
銀座7-5-5
11:00〜19:00
月休、無料
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm














ギャラリー小柳
10月8日まで
アントニ−ゴームリ−
http://www.gallerykoyanagi.com/exhibition.html


レゴブロック好きのぼくには触れるものがある 
町のような、
が、

光が合わないからか、好きな空間ではない



















フタバ画廊
銀座1-5-6
山本浩生〜WORLD-SMALL〜
2005.10.3〜10.9


友人の展示
緑が綺麗
自然を感じさせる
なぜキャンバスとかつっこみどころはある




















 

冒険球体






 






あたまの心(うら)に

浸いた足の平が

水に似てゆれる

さざやかな

その態は

透水たる垂木の上を

踏み渡る

ああ濡れた燐寸のようだ
















透視力とは
足の浮き足だった状態の心のことだろうか

浮遊力の
不安定な
それでいて軽やかな
飛翔性

言いたいことをその通りに言うことではなく、

つまり迂路を透って
ほんとは言いたかったことを
気づけないわたしに代わって、
言葉が語り始めることではないか

わたしの語り口ではなく
世界の語り口がわたしの口をつかって語り始めること













 

藁日

あのアルト−でさえ、自己の偽りたる存在を知っていたとは、ランボーしかり
全ての健康たるものの存在にくるみとられ、染まりきった私はその芸術とかいう奴もまったくその一端を成し、全てを燃やしつくし、死の床についたすべての人間
伝えるということの鼻糞さ、伝えるということのまったくの不可能さ、芸術家なんて
ものにはけしてなってはならない、ただ生存からの脱出が生存に成りうるか、まったくの自己の不甲斐なさ、
健康的な思考!それこそがもっとも恐ろしい腐敗、窓の外に投げ捨てられる身体の代わりになるものをどうにか、記念碑的に発祥すること、
愛などと僕が口にできるだろうか、愛を具現できないものに愛を語れるだろうか、死ねと僕は自分に向かって言うことの笑みなんかではなく、私がせめて生きている時にあなたに言葉を送りたい、角に向かって落ちていく、発狂が閉じ込められた部屋、発叫が響きわたる箱、その角に鳴る脳鐘の打突の反明こそが手がかりだ







根本的な問題は妥協
他者にではなく、
自己に対する妥協心こそが、憎悪すべき対象だ


燃えさかる迷心の手立てが探る橋に立って、